カツゲン発売~発売から60年となるロングセラー商品です~

『カツゲン』は、軍隊からの要望に答え、1938年(昭和13)年に乳酸飲料『活素(カツモト)』を上海で供給したのが始まりです。戦後、『カツゲン(活源)』という商品名で新たに開発・発売されました。商品名『カツゲン』は「力の給」という言葉から「活源」としたことが由来。そして現在の『ソフトカツゲン』へと続いています。

『カツゲン』のルーツ1938年に、中国・上海で『活素(カツモト)』を製造!

市場視察で中国を訪れていた黒澤酉蔵会長は、日本軍の中国・中支派遣軍から、生水等の衛生問題(水質が悪く伝染病の原因につながる恐れ)についての相談を受けました。黒澤会長が「乳酸菌を含む乳酸飲料には、整腸効果がある」ということを説明したところ、日本軍上海衣糧班から「乳酸飲料」の生産納入を懇望されました。
そして、日本と上海の間で電報のやり取りをし、調製の目処が立ったのを機に、上海に製造工場を建設しました。
1938(昭和13)年には、北海道から原液を送り、乳酸飲料『活素(カツモト)』1合瓶の製造を開始し、傷病兵に供給しました。その後、日本国内(札幌、大阪など)でも生産、販売されましたが、1945(昭和20)年には台湾からの砂糖が途絶となり、生産は打ち切られています。

活素のポスター

『カツゲン』誕生

戦後の過度経済力集中排除法により、2社に分割され発足した雪印乳業では、1956(昭和31)年に北海道で、”活力の給源”『雪印カツゲン』(瓶入り40ml、定価5円)として発売されました。

1956(昭和31)年10月、当時、雪印乳業(株)と提携関係にあった札幌酪農牛乳(株)が『雪印カツゲン』の生産販売を開始し、1961(昭和36)年に2社が合併したころには、雪印乳業(株)の乳酸飲料『活素(カツモト)』の乳酸菌が使用されるようになりました。

『ソフトカツゲン』発売

1979(昭和54)年になると、市場も大きく変わり牛乳の流通はスーパーに、容器も瓶から紙パックが主流となり、『カツゲン』も紙パックを採用。中身も大幅にリニューアルし、がぶ飲みタイプとして、甘みや酸味をおさえた味の『ソフトカツゲン(500ml)』が発売されました。購買層も子どもからお年寄りまでに広がりました。この商品が現在も、北海道民のソウルフードとして愛されている『ソフトカツゲン』です。

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