チーズの基本の保存方法

まずは一般的なチーズの保存方法について覚えておきましょう。

チーズを保存するときに気をつけること

チーズを最後までおいしい状態のまま食べきるためには、きちんと保存することが大切です。チーズの保存は冷蔵保存が基本です。
なお冷蔵庫が汚れているとチーズの品質にも影響しますのでご注意ください。

Point1 乾燥させない

ラップでていねいに包んで

冷蔵庫は乾燥しやすいので、チーズの切り口をラップでていねいに包み密封容器や、ジッパー付き保存袋に入れて保存します。

Point2 冷凍しない

チーズの保存は冷蔵庫

チーズは冷凍保存に適しません。冷凍保存すると解凍時に舌触りや風味が悪くなります。

Point3 直射日光、高温にさらさない

5~10℃の冷所で、
湿度80~85%に保つ

絶対に直射日光にさらしたり、高温にしないでください。チーズの主成分のひとつである脂肪が溶けだしてしまいます。

Point4 まわりの匂いを吸収させない

強い匂いのものと一緒に保存しない

チーズはまわりの匂いを吸収しやすい食べ物なので、香りや匂いの強いものと一緒に保存しないよう気をつけましょう。

Point5 やわらかいチーズはアルミ箔でおさえる

アルミ箔でおさえてから
ラップで包む

切り口がやわらかいチーズは、切り口から中身がはみ出さないようにアルミ箔などでおさえ、その上からラップで包みましょう。

Point6 切り口がぬれた状態にしない

切り口を乾燥させてから保存

切り口に汗をかいていたら、ペーパータオルでふいてからラップなどで包みましょう。もちろん、ぬれたナイフやまな板などを使わないようにしてください。

Point7 ラップは3~4日ごとに取り替える

チーズから出た
水分によるカビに注意

食べ残してしまったチーズをラップで包んで保存する場合、そのまま放っておくと、チーズから出た水分によってカビが生えてしまいます。そのため、ラップは3~4日ごとに1回は必ず取り替え、早めにお召し上がりください。