目でも楽しめる、華やかな“チーズプラトー”の世界

これからの季節、お客様を招いて手料理をふるまうシーンが増えますね。お料理を並べる前に、チーズを美しく盛り合わせたオードブルをさっとお出しすれば、とってもスマートでホストとしての株も急上昇!このチーズの盛り合わせは、正式には“チーズプラトー”と呼ばれ、チーズを扱うための正しい知識を身につける検定資格もあるほど。さっそくチーズプラトーの世界をのぞいてみましょう♪

チーズプラトーってどういう意味?

「プラトー」とは、フランス語でplateau(お皿、トレイ)という意味。英語のplateに当たります。つまり平たく大きいお皿などの上に、数種類のチーズを飾り盛りしたもののことです。

チーズプラトーの基本とは

少なくとも3種類以上のチーズを用意しましょう。熟成タイプ、青カビタイプなど、種類の異なるチーズをチョイスして、食べ比べするのも楽しいですね!
チーズはすべて一口大にカットし、三角のとがった頂点をお皿の中心に向けて並べると美しく見えます。基本の三角形ばかりでなく、ダイスカットやスティック状など、いろいろなカットを試してみて。ナッツやはちみつ、リンゴやレーズンなどのフルーツを添えて、華やかな一皿に仕上げましょう♪
チーズの配置はお皿を時計に見立てて、12時の位置に最もクセがなく食べやすいマイルドなものを。それから時計回りに、だんだん個性が強く風味のあるチーズを並べていくと、好みの目安にもなり選びやすくなります。

チーズの種類で異なる切り方

白カビタイプ・ウォッシュタイプ:
円形の中心から外側に向かって、放射状にカット。トロトロに熟成したものは、木のスプーンなどですくってそのままサーブします。
青カビタイプ:
基本は放射状にカット。「ロックフォール」など崩れやすいチーズは、糸やワイヤーを使うときれいに切れます。
セミハード・ハードタイプ:
基本は放射状にカット。うま味や塩気が強いものは、スライサーで薄く削ぐとおいしくいただけます。
カットは専用のナイフがなくとも、ふだんお使いの包丁でOK。スライサーは、野菜の皮むき用ピーラーで代用可能です。やわらかめのチーズはクッキー型で抜くだけでも、お手軽にいろいろな形を楽しめます。

季節に合わせたチーズを楽しむ

チーズにも“旬”があるのをご存知ですか?季節に合わせてチーズを一番美味しい状態でいただけるのも、チーズプラトーの魅力の一つ。四季折々のチーズをご紹介します。

冬・・・冬は、塩水や酒で表皮を洗って仕上げるウォッシュタイプのチーズが美味しくなる季節。熟成が進んだトロトロの食感が楽しめます。相性の良いぶどうやキウイなどのフルーツや、スティック状に切ったセロリを添えて。

春・・・春先から初夏にかけて、山羊のミルクでつくられたシェーブルタイプのチーズが旬を迎えます。ハチミツやジャムを添えて、色どりも楽しみましょう。

夏・・・「マスカルポーネ」や「カッテージ」に代表されるフレッシュタイプのチーズなら、真夏でもさっぱりといただけます。冷やしたデザートグラスに盛り付けてお皿の中央に置き、視覚的にも涼を感じて。

秋・・・柿や梨、リンゴなどがたわわに実る秋。甘みたっぷりの旬のフルーツと好相性なのが、青カビタイプです。風味が強くクセのある「ブルーチーズ」も、フルーツと一緒にいただけば深みのある味わいに。

ゲストの目も楽しませてくれる、華やかなチーズプラトー。基本の手順さえ覚えれば、いつものチーズオードブルが格段にグレードアップします!次回のパーティーシーンで、ぜひトライしてみては?

Text:Akiko.T

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